ペットシッターコラム

少しでも永く一緒にいるために!うちのペットを長生きさせるには?ペット毎の平均寿命も解説!

何年も一緒に生活をしていくかけがえのないペットは家族のようなもの。
ちょっといたずらしたり困る事もあるかもしれませんが、かわいらしさや,なついてくれるという部分で大きな癒しすら感じる大切な存在に感じます。
これからもずっと私たちのそばにいてほしいと考えますよね。
うちのペットに少しでも長く元気でいてもらうために出来る事ってなんだろう?と思った時に参考にしてみてください。

Contents

●ペットの種類によって違う!どのくらいの寿命なの?

ペットの種類によって寿命に違いがあります。
種類別でみていきましょう。

・犬
一般社団法人ペットフード協会の2019年12月発表の全国犬猫飼育実態調査によると、過去5年間の統計結果による平均寿命は14.44歳となっています。
20歳でも人間でいう90歳に当てはまるので長寿とされていますが、ギネスでは30歳という記録もあります。

・猫

先程ご紹介している全国犬猫飼育実態調査では、猫の平均寿命は15.03歳という結果です。
猫の20歳は人間でいうと96歳に値すると考えられています。
ギネスではアメリカのクリーム・パフちゃんという猫ちゃんで38.3歳という記録が登録されています。

・魚類
魚類は飼育している種類によって平均寿命に違いがあります。
メダカは3年~5年、金魚も6年~10年、グッピーは1.5~3年程度となっていますが、鯉は20年程度、カクレクマノミも10年程度、アロワナも10年~20年と長く生きるものもおり、体が大きくなると長生きする傾向が見られます。
飼育環境によっては43歳でギネス認定されている金魚や50年以上生きる鯉もいるという話には驚きました。

・鳥類
鳥類も多く飼育されていますが、ブンチョウやジュウシマツ、セキセイインコなどは7~8年程度の寿命といわれています。
オカメインコではオウムの仲間に分類されるので、20年と長くなります。
ちなみにオウム類の平均寿命は30年から長いものでは70年程度です。

・他 小動物類
他にも最近、飼育されている小動物や爬虫類では以下のような平均寿命だと考えられています。
ハムスター 2年程度
ウサギ 6~10年
フェレット 6~8年
モルモット 8年前後
カメ     20~50年

ウサギの平均寿命は5、6年といわれていましたが、飼育環境によって10年程度に寿命が延びてきている傾向に。
カメも長寿の生き物として知られているだけあって長く生きます。

このように動物に種類により寿命に違いがありますが、ペットとして室内飼育をされている動物たちは飼育環境やエサの改良によって寿命も延びつつあります。

●ペットの健康管理にはフードが重要!

いつまでも家族でもあるワンちゃん、ネコちゃんに健康な状態で暮らしてもらうには食生活が大きく関わってきます。
それぞれ年齢のステージに合わせたフードを与えるようにしましょう。
大体で与えてしまうと肥満や疾患の原因となる場合がありますので、定期的に体重を計って体重に適した量を与えるようにします。
脂肪分が控えめで調質なたんぱく質が摂取できる消化吸収のよいフードを選ぶと胃腸への負担もかかりにくくなります。

ここ最近ではグルテンフリーやヒューマングレードなどのプレミアムフードも販売されていますが、試してみるとペットそれぞれで合う、合わないがあるようなので、ペットの好み、そして体調の様子を見ながら与えるようにしてください。

特に猫の場合は腎不全や尿管結石にも注意したいので、水分の摂取にも意識してみてください。
1日あたり3㎏の猫で159ml程度、5kgの猫ちゃんで233ml程度は摂取できるように工夫します。
飲み水だけでは足りていないかも?と思ったらウエットフードなど水分が多いエサをプラスするのも対策になります。
他にも尿管結石対策では、低マグネシウムのフードもおすすめです。
米国飼料検査官協会による基準値は0.08~0.09%程度のものを選ぶようにしてみると良いでしょう。

フードを購入する際にお徳用は開封してから使い切るまでに酸化しやすくなるからあまりおすすめできません。
目安として開封後1か月程度で使い切れるようにしてください。

●適度な運動を!

個人差はありますが、適度な運動は筋力維持に必要です。
犬の場合はお散歩させますが、愛犬の年齢、体調に合わせて行います。
ストレスがかからない程度に歩かせて体力維持、そしてストレス発散もさせましょう。

室内で過ごす際は、エアコンも利用するなど暑さや寒さ対策をしたほうが良いです。
滑りやすい場所がある場合は滑り止めを設置してあげるとケガの予防になります。

●室内飼いの方が健康管理をしやすい!

犬や猫、共に屋外で生活するよりは室内での生活の方が健康管理がしやすいです。
それは温度管理だけでなく、尿の観察が出来るからです。
室内飼育になるとペットシーツや猫砂にトイレをしてもらう事になりますが、尿に異常があると色の違い、そしてうまく排尿できない!などの変化を早く見つけることが出来るからです。
今、屋外飼育だったとしても徐々に室内飼育に切り替えていく事で慣らしてみてはいかがでしょうか?

●スキンシップをしつつ体のお手入れを!

普段からブラッシングをしてあげる、撫でてあげる時間を作るなどスキンシップをする事で体調の確認も兼ねた健康チェックができます。
触られるのを嫌がっている部分がないか?お腹などにしこりはないか?長毛の子の場合は毛玉が出来ていないか?などを確認しておきましょう。

犬のお手入れに関しては月に1回程度、シャンプーや爪切り、耳掃除をする事で衛生面的な管理を行うことが出来ます。

猫の場合は室内で爪が引っかかりや指の挟まりから暴れてしまう事が原因となり指を脱臼してしまう例もありますので、定期的に爪を切ってあげましょう。
耳も汚れる事があるので、耳掃除を月に1回程度するといったお手入れをしてあげましょう。

スキンシップで撫でられることで犬や猫は幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌されています。
もちろん、撫でて癒されている人間にもオキシトシンが分泌されていますよ!
このオキシトシンは、リラックス効果だけでなく免疫力のUPにも役立ちますので、撫でてあげるスキンシップ=健康管理の一部にもなるんです。
毎日撫でて愛情も一緒に与えてやってくださいね。

●魚を長生きさせるコツってあるの?

魚類の飼育に関しては、水質や水温の管理をしっかりと行う事、そしてたくさんの数の魚を飼育させると魚もストレスを感じケンカして怪我をする元となりますので注意してください。
食事も人工餌や活き餌、バランスよく与えてみましょう。

●鳥を長生きさせる秘訣

鳥さんの健康管理でも長生きの秘訣はストレスを与えない事。
お家を清潔にして新鮮なお水とごはんを与え、お家の中で1時間程度、自由に飛びつつ運動できるようにしてあげましょう。
インコさんは飼い主さんの姿が見えなくなると呼んだりして探している事も。
寂しいんでしょうね。
こまめに声をかけてあげたり、運動する時間は飼い主さんとスキンシップできるようにしてくださいね。

●まとめ:ペットにストレスの少ない生活環境を

今回は飼育されている割合が多い犬、猫、魚類、鳥類に関してご紹介しましたが、どのペットも共通しているのは「食べ物に気を使う」「ストレスがかからない生活を心がける事」という部分が出てきます。
飼い主さんが家にいる時はある程度意識してあげられるのですが、留守中は管理しきれないので心配ですよね。
そんな時はペットシッターを上手に利用してみてください。

弊社のSNOWペットシッターについて

弊社SNOWペットシッターは横浜エリアに対応。
初回登録費用は1,000円。
登録以降の利用に関しての基本料金は2,500円~交通費無料で対応させてもらっています。
基本料金や交通費の面でも他と比べると利用しやすい価格です。
カード払いも可能なので、ペットのお留守番の際にご相談ください。