ペットシッターコラム

横浜で保護猫を貰う・探す方法と保護猫を貰う際の注意点

猫を飼ってみたいと思ったとき、ペットショップで探す以外にもおすすめの方法があります。

それは何らかの事情で飼い主がおらず、行政や保護団体によって保護された「保護猫」をもらうという方法です。

保護猫とは、捨てられたり、野良猫として生きていて事故にあったり衰弱してしまい、一時的に動物愛護団体や行政、個人のボランティアによって保護されながら新しい飼い主を探している猫たちのこと。

数は減ったとはいえ、まだ年間約3.8万頭もの犬猫が殺処分が行われているのが現状。保護猫を貰って飼うことは、その猫たちの大切な命を守ることにもなります。

しかしいざ保護猫を譲り受けたいと思っても、どうすればよいのかよくわからないことも多いですよね。

それでは、横浜エリアで保護猫を譲りうける方法についてご説明します。

Contents

横浜エリアで保護猫を貰うには

保護猫を譲渡してもらうにはいくつか方法があります。

・行政や動物保護団体が主催する譲渡会に参加する
・里親を募集している保護猫カフェで譲渡してもらう
・個人的な里親募集に応募する

などです。

横浜エリアでの具体的な方法について見ていきましょう。

横浜市動物愛護センターでの譲渡

横浜市動物愛護センターは横浜市によって運営されている「人と動物が共に快適に暮らせる環境づくり」を推進する拠点です。

保護された動物を可能なかぎり譲渡する取り組みを行っています。横浜市民であればだれでも利用することができますよ。

保護猫を譲り受けるには二つの方法があります。

まず直接、センターで譲り受ける方法。

保護猫を譲渡してもらうには、さまざまな基準があり、すべての基準をクリアしてはじめて譲り受けることができます。

その基準とは、譲り受ける本人が成人であることや、猫を飼育することに家族全員の同意を得ていること、屋内で飼育すること、飼育できなくなった場合、代わって飼育することのできる人を選定できることなどです。

きちんと最後まで猫を飼育できると判断された場合しか、保護猫を貰うことはできないのです。

また、譲受けには面談が必要となり、面談の予約をすることになります。

面談は月曜から土曜まで一日3回行われているおり、前日12:00までに予約が必要です。面談の前に事前に来所して、飼育環境について記入した「飼育環境調査票」を提出します。

そして面談で譲渡可能と判断されたら、保護猫との見合いが行われます。見合いでは、猫の状態について職員から説明があったり、実際に保護猫とふれあって性格などを見ることができます。一度に見合いできるのは、猫の場合2頭までとなっています。

そして譲り受ける意志が決まれば当日の譲り受けも可能です。

動物愛護センターのホームページには現在、譲渡が可能な猫たちの情報(写真・年齢・性別など)も公開されています。

そしてもう一つの譲渡の方法は、動物愛護センターから譲渡を受けた団体から譲り受ける方法です。

現在、30の団体が登録されており、各団体によって譲渡の方法や要件などが異なるため、動物愛護センターのHP上で公開されている登録団体名簿から各団体に問い合わせることになります。

登録団体が動物愛護センターで犬猫の譲渡会も開催しているので、そちらの日時もHPにて確認してみてくださいね。

横浜市動物愛護センター
URL:https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/pet-dobutsu/aigo/

里親会を開催している団体アニマル・ハート・レスキュー

放棄された犬猫のレスキューを行っている団体、アニマル・ハート・レスキューでは、横浜市都筑区のアニマルセラピーハウスにて保護猫の里親を募集しています。

里親を募集している保護猫の写真と名前もHP上で公開されており、里親を希望する場合はHPのお問い合わせページから連絡することができます。気になる場合はまずは問合せしてみてくださいね。

こちらの団体の特徴は、母体が動物病院やペットホテル、トリミングサロンなどを運営していることです。

毎週土曜日には横浜市都筑区千ヶ崎中央のアニマルハートレスキュー シェルターにて犬猫譲渡会も開催されています。

譲渡会については、アニマルハートレスキューのツイッターでも随時、情報更新されているのでそちらもチェックしてみて下さい。

一般社団法人アニマルハートレスキュー
URL:http://www.animal-heart-rescue.net/

猫カフェ ミーシスでの里親募集

猫たちと触れ合える猫カフェでも、保護猫を譲ってもらえるところがあります。

JR関内駅から徒歩5分のところにある猫カフェ ミーシスは、保護された猫たちの猫カフェ。

カフェでお客様をお迎えしている保護猫たち、そして新しい里親を求めている保護猫たちの両方がいるカフェです。どちらもHP上に猫たちの写真が公開されています。

こちらの特徴は、多くの他の猫たちといっしょに過ごしているところを見られることで、その個性や性格などを把握しやすいというところです。カフェでは首輪がついていない猫が現在、里親を募集している猫たち。

また、いつでも保護猫を貰って連れて帰れるというわけではなく、譲渡を希望する場合はさまざまな約束事が定められています。

まずアンケートと面談があり、生涯完全室内飼いを約束すること、検査・各種ワクチン接種などの費用の負担、
譲渡後に定期的な近況報告をすることなどが決められています。

HPを見て樹になる保護猫がいたら、カフェに来店して実際に触れ合ってみるとよいですね。

猫カフェミーシス
URL:https://www.cat-miysis.com/

猫を飼いたいあなたをサポートするペットシッター

横浜エリアで保護猫を譲り受ける方法について、まとめてみましたが、いかがでしょうか?

保護猫を貰うということは、その猫の一生の責任を担うということが求められます。

いざ猫を自宅に迎え入れたとしても、やはりどうしても旅行や急な用事などで家を不在にしなければならないことがあったら・・・という心配がある方は、自宅で猫たちのお世話をしてくれるペットシッターというサービスもあります。

大切な家族である猫たちにより快適、安心な生活を送ってもらうためにもこういったサービスを利用するのも選択肢のひとつですね。